ボックスセット"I`ll Remember"を聴いてみた

降ってわいたかのようなテイストの未発表音源の発売が8月と9月に連続して、
今年後半はテイスト祭りだー!と異様に興奮しておりますが、
気をとりなおして先週出たボックスセット"I`ll Remember"を聴いてみました。

ディスク1と2はそれぞれファーストアルバムとセカンドアルバム、
そしてその別バージョン(ボツバージョンとも言う)が収められています。
裏ジャケットにディスク1の14曲目のSame Old Storyは
歌無しバージョンである旨書かれていますが、
13曲目のDual Carriageway Painも歌なしバージョンでした。

この二枚のディスクの通常バージョンの曲とボツバージョンを聞き比べると、
当時まだそんなに録音技術が無かったのと、
後で音修正する技術も無かったせいもあるとは思いますが、
改めてテイストとロリーさん自身、一発録音で挑んでいたんだな、と思います。
ファーストアルバムからセカンドアルバムに順番に聴いていくと、
バンド自体ものすごく上達しているのが絵に描いたように分かります。
曲造りも単純なものから、曲構成が練れてきて、
バンドの各パートの役割が際立ってきています。
セカンドアルバムの別バージョンの方が
あえて荒削りでよかったりする曲もあったり…。

ディスク3と4はこのボックスのキモである未公開音源で、
本当はこちらをウリで出したかったんだろうなと思います。
その証拠に、ディスク3のスゥェーデン、ストックホルム、
Konserthusetでのライヴはワイト島ライヴに近い熱さです。
もしこのライヴの曲目がもう少し数があったなら、
こちらメインで出されていたかも知れないぐらいの
ぎっしり密度の濃いライヴです。
ディスク3後半のBBCライヴは残念ながらあまり音質が良くなく、
ちょっと残念。
テイストの代表曲ばかりなのでさらっとテイストをおさらいするには
よい教材かも。

ディスク4はデモバージョン等の超初期の曲と1968年7月7日のイギリス、
ウォボーンアビーフェスティバルでのライヴです。
超初期の曲は、ハッキリ言ってやっぱりロリーさん、
若い頃から全然変わっていません(笑)。
録音技術がシンプルすぎるのが今聴くと新鮮なのと残念なのが
ないまぜになった感情になってしまいます。
録音したスタジオの部屋の広さもなんとなく想像できてしまうぐらいな音質です。
でもそこがいい味出してます。

このボックスの一番のウリとも言える1968年7月7日のイギリス、
ウォボーンアビーフェスティバルでのライヴですが、
テイストのライヴといえば、たいていは異常な緊張感が伴っていますが、
このライヴは非常になごやかです!!
まだバンドの面子の仲がうまくいっていたんでしょうか。
このライヴの完全盤があれば、是非聴きたいです!!

あらためてやっぱりロリーさんはスタジオ盤は曲の防備録でしかなく、
ライヴを一番に考えていたプレイヤーなんだと思いました。
しかも十代の頃からその考えは変わっていない…
まさに三つ児の魂百まで。恐るべし。

コメント

§ 気も肝の疑問です?

何故CDタイトルを
ディスク3と4の
ライブにしなかったのか?

何故ワイト島と同時期に
発売したのか?

§ Re: 気も肝の疑問です?

>swec780さま

ほんと、謎が謎を呼びます。
ボックス発売の時期とワイト島発売の時期が
ほぼ同時なので、買う側としては懐が痛いです~。

ボックスを聞き込んで、一段落した頃に
ワイト島を出してもよかったんじゃないかと思います。
ハッキリ言って聴く側もしんどいっす!!

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