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1973年12月29日のベルファスト、ウルスターホールでのライヴを聴いてみた

この日は年末ツアー開始の日で、調子出てないんじゃないか、とか、
機材トラブルとかあるのでは、と聴く前から若干ハラハラしていましたが、
それはライヴ命のロリーさん、心配無用でした。

収録曲は以下の通りです。
(*印は従来のアルバム未収録曲)
Disc 5
1. Messin’ With The Kid*
2. Cradle Rock*
3. I Wonder Who*
4. Tattoo’d Lady*
5. Walk On Hot Coals*
6. Hands Off*
7. A Million Miles Away*
8. Laundromat*

Disc 6
1. As The Crow Flies*
2. Pistol Slapper Blues*
3. Unmilitary Two-Step*
4. Bankers Blues*
5. Going To My Hometown*
6. Who’s That Coming*
7. In Your Town*
8. Bullfrog Blues*

この日の録音は、ライヴ録音が正規のレコードとして採用されるか、
一概のブートとして取り扱われるかの大きな要因のひとつが録音状態である、
という事をまざまざと見せ付けてくれるライヴであります。

この日は悲しいかなギターの音が他のパートより小さい。
単にワタシの再生機の状態でそうなのかもですが、
ロリーさんのマイクも接続悪いんでは?と思うぐらい少し遠かったりする。
演奏は文句ないんですが、ディスク3と4に比べると、
ドラムの録音は≪普通≫に撮れていてよいのですが、
他のパートとのバランスがやや難アリの録音状態が少し残念なライヴでありますが、
このボックスはありのままのロリーさんのライヴを体験するものであって、
キレイな状態を求めてはいけないのですね。

全体の流れとしてはいいんですが、
1曲目のメッシン・ウィズ・キッドではベースが主役ですか?というぐらい
ベースの音がでかい。ギターが奥で鳴っていて、物悲しい。
ロリーさんのボーカルも上手く撮れておらず、
1曲目はどうしてもリキが入ってしまうのか、
ディスク1と同様に録音が上手くいっていない。
ライヴ開始の興奮が落ち着いてきたのか、
3曲目のアイ・ワンダー・フーからロリーさんも
自分のペースが出てきてリラックスしてプレイしています。
4曲目のタトゥード・レィディも割合ゆっくりめで演奏、
ルー・マーティンのプレイが心憎い。

5曲目のウォーク・オン・ホット・コールズも丁寧にプレイしていますが
やはりギターの音が遠い。
ギターソロに入る途中で駆け上るような小技をしているロリーさん、
ちょっと指がもたついた感じですが、当日は何かアクションでもしていたんでしょうか。
この日もルーとの掛け合いが熱い。

6曲目のハンズ・オフでやっとよい録音状態に…と思うのもつかの間、
ロリーさん興奮してきたのか声が大きくなって声が割れてます。まあいいんですが。
ギタープレイ自体はリラックスしていい感じです。

7曲目のア・ミリオン・マイルズ・アウェイでのロッドのドラムが泣ける!
この人はほんとにいろんな引き出しのある人ですねえ。
本当に一番ロリーさんのギタープレイに合っている人だと思います。

8曲目のラウンドロマットではリズム隊の旨味炸裂、
ジェリーは原曲に忠実にプレイする人なのか、
全然崩していないのが改めてこの曲で分かったりします。
その時々の気分で好き勝手にソロやらリフをバンバン入れてくる大将相手ですから、
ベースも好き勝手にやったら曲が全く別物になりかねないですものな…。

ディスク6はファンとの交流タイムな毎度毎度のアコースティックセット、
ベルファストのお客さんはコーク同様足踏みドンドンで熱いです!
この会場の床は多分木造だったんでしょうね~。
ある意味とても良い効果音だったりします。

2曲目のピストル・スラッパー・ブルースでは観客がどのぐらい歌ってるか、
ロリーさんが一瞬歌をやめて確認していたりで、
いつもと違うお茶目なロリーさんが味わえます。
それだけ本人も楽しんでいたんでしょうね。

4曲目のバンカーズ・ブルースは観客の合いの手に
ニコニコするロリーさんが目に浮かぶようです。
5曲目のゴーイング・トゥ・ホームタウンは文句無く≪客席と一体となった≫演奏で、
バスドラに負けじと手拍子も絶好調、ロリーさんのマンドリンも吼えてます。

この日のベルファストのお客さんは、
ちゃんと盛り上がるところでは盛り上がって、
叫ぶところでは叫んでくれる、非常にツボを心得た盛り上がりなので、
ワタシは嬉しい!
ロリーさんも反応が返ってくるとそれに答えるべくガンガン弾いてくれるので、
聴いていて爽快であります。

6曲目のフーズ・ザット・カミング、もうイントロから弾けてます。
この曲のすぐ後に7曲目のイン・ユア・タウンと切れ目なしで続くんですが、
後に大盛り上がりのゴーイング・トゥ・ホームタウンの後ゆえ、
当日は絶対会場弾けんばかりのノリノリだったんでしょうな。
変に曲の合間にMCなど入れずに次の曲になだれ込むあたりに
ロリーさんの、観客の熱さを冷ますな!の心意気が感じられます。
イン・ユア・タウンではソロ弾けまくりで、聴くだけではちょっと勿体無い曲です。
この2曲の映像があれば観てみたいです~。

アンコールの8曲目のブルフログ・ブルースは文句無くロリーさん弾きまくってます。
この曲だけでディスク6のほとんどを占めているのではないかと思うぐらい
長い演奏に感じますが(本当は7曲目のイン・ユア・タウンが一番長い)、
それだけプレイヤーの熱い思い入れが入っているようです。
毎回シメの曲なので、思わずリキが入ってしまうんでしょうね。
この日は事のほか、この曲がで盛り上がっています。
もしかするとこの'73/'74年年末年始ツアーでのベストテイクの一曲かもです。

この日は比較的演奏が安定しているようで、
観客の熱狂ぶりも文句無くクレイジーでよいライヴで、
録音の状態とバランスがもっと良いと、
もしかするとディスク6全体か何曲かは正規盤として世に出ていたかも、と
思わせるほどのライヴでした。

アルバム≪アイリッシュ・ツアー'74≫を製作するにあたり、
この三日のライブを録音してその中から厳選してベストテイクを選んで、という
作業が40年前にあった訳で、
この歴史を作ったアルバムの選曲作業に立ち会う模擬体験が
ボックスセットで出来るのですね。

+++++++++++++++++++++++

欧米でこのボックスセットがリリースされてほぼ一ヶ月が経ちますが、
依然として日本でリリースの情報は無いようです。

先ほど、ロリーさんのオフィシャルサイト
http://www.rorygallagher.com/
に日本盤は出るんでしょうか?の質問を送りました。

返事はあるかどうか分かりませんが、
このボックスセットの日本盤を心待ちにしているファンが
多数存在する事を知ってもらえると思います。
オフィシャルサイトから返事が来れば、
ご連絡いたします。

ロリーファンの皆さま、祈っていてください!!

tag : ロリー・ギャラガー RoryGallagher アイリッシュ・ツアー

コメント

§ このブログを読んで

臨場感あふれる解説
ありがとうございます<(_ _)>
いつもながら音声だけで聞いて
ここまで書けるのって凄いですね!
ブログ読んで音声と演奏の
様子が浮かんできましたよ(^-^)


§ Re: このブログを読んで

>swec780さん

ありがとうございます。
「ちょっと聴いたらこんな感じだった」というメモ書きなので
きっとひらいでさんが聴かれると、
また違った感想を持たれると思います。

新年会でのお題はアイリッシュ・ツアーという事で、
ロリーな皆様の感想を交換しましょう!!つか、
それ以前にカキコもお待ちしております!!

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